福生病院で腎臓病患者の女性(当時44)が人工透析治療をやめたあとに死亡した問題。遺族が病院側に慰謝料を求めた訴訟は5日、東京地裁で和解が成立。判決長は「病院側の説明や意思確認が不十分だった」と批判した。しかし、「病院側が透析中止を提案し誘導したとは言えない」とし、和解となった。
とのことです。透析治療は、永遠続く為治療中止を行えば、亡くなる事が分かっています。ただ、御本人の意志が尊重されるので、どこまでが本人の意思であり、どこから意思のない発言かは、医療としてとても困難な判断です。これからも透析治療に関わるスタッフとして考えるべき事柄だと思います。