国民健康保険の財政状況を安定させるため低所得者の保険料軽減額を公費で補填(ほてん)する「保険基盤安定制度」を、会計検査院が21都道府県の250市区町村で調べたところ、2016~19年度に国が交付した約1804億円のうち19道府県の111市町村の約637億円分に算定ミスがあったことが19日、分かった。
市町村が補填額を算定する際のデータの誤りや、道府県による提出書類のチェック漏れが原因。国は2分の1を負担している。検査院は所管する厚生労働省に対し、適正な算出を周知徹底し、過大だった負担分を返還させるよう求めた。
同省は「他の自治体でも誤りがないか全国調査をしたい」としている。
検査院がミスのあった111市町村を調べた結果、12市町では16~19年度に交付額が過大だった年度があり、計約1409万円に上った。他の自治体は過小だったり、詳しいデータが残っておらず確認できなかった。
とのことです❗️
過小および過大共にあったとするが、やや過大が多く余分に算定しているとのことです。
システムが進んでも最終的な判断は人に任されているため、ある程度はしょうがないが、過小に算定されなぜかを検証できていないクリニックなどは働き損になっている。
注意が必要❗️