透析室に何人スタッフがおられますか?多い?少ない?自分の透析室の現状チェック!!気になる方は⬇️

透析室での看護度と人員配置

透析室では、入院患者のように診療報酬での規定はないので、各施設の状況に応じた配置になっています。

しかし、透析患者様の導入年齢の高齢化に伴う平均年齢が上がり、もともと何かしらの疾患を併発している状態での透析開始患者が増えてきております。特に糖尿病性腎症患者様の増加は、合併症を併発しやすく、透析室の看護度が高まっております。

日本透析医会雑誌の文献(透析看護と適正人員配置基準.日本透析医会雑誌 19(2):91-95,2004)より、日本透析医会、日本腎不全看護学会で、日本腎不全看護学会の評議員が所属する16施設を対象に実施した調査結果から、患者10名に対し有資格者数は、2.08名/患者10名、全国平均で2.00人/患者10名でした。

看護師では、1.57名/患者10名、全国平均1.58名/患者10名でした。

臨床工学技士は、全国平均では、0.51名/患者10名、0.43人/患者10名でした。

このような透析患者数に対する現状のスタッフ数の比率をもって適正人員の指標とすることは、施設感の格差も大きく困難であるという報告がされています。

実際に他施設の報告では、全国基準より低い人員で透析を行っている施設もあり、施設の特徴により大きく格差が発生する。当院人工透析室における看護必要度調査 佐藤幸子 他より)

Photo by RODNAE Productions on Pexels.com

透析スタッフの看護分類

日本腎不全学会では、患者の状態や実施されている看護ケアを透析独自のスケールを使用して測定できないかと考え、透析室看護度分類の検討を重ねています。

(以下図、透析看護と適正人員配置基準.日本透析医会雑誌 19(2):91-95,2004

透析室看護必要度は、観察・処置の程度を4段階、自立度を3段階に分類しています。

本調査では、「透析室看護必要度分類表」スケールを使用した結果、総スタッフ数は相関語度と強い相関が見られ、現状のスタッフ一人あたりの看護必要度は6.46点であり、これは透析療法の安全性を考えた、今後の適正な人員配置を検討する上での一つの目安となる数値であると報告されています。

この看護必要度6.46点という数字はm,例えば、透析中提示の観察のみで自立し安定している透析患者(看護必要度1点)を6.5人、看護師1人が看護することになります。

自立はしているが透析中特別な看護が必要な透析患者や、提示の観察だけで良いが行動に部分的な解除が必要な患者(介護必要度2点)であれば、看護師一人あたり3名受け持つことができるということになります。

点数のみで表せるほど透析看護がかんたんなものではないのは、わかった上であくまでも指標の一つとして、考えるべきです。

当院では、患者数28~36名に対し、平均9~12名で対応しております。ですので、患者3名に対し、看護師もしくは、技士1人という計算になります。

午前中は送迎、車椅子対応が必要な介護度の高い患者が中心であるため、スタッフは厚めに対応し、準夜間は、25~30名に対し看護師と技士6名という体制をとっています。

当院は、介護度に合わせた対応を行っていることになると思います。

是非皆様の透析室でも実践してみてください。

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