透析患者に怒られた‼️どうしよう。。。

最初に書いてしまうが、自分が悪く怒られたときの対応は、
- すぐに謝罪
- 相手の話を聞く。(もし本人が聞ける状態でなければ、違うスタッフが確認する)
- 内容を確認、対応策をしっかりと考える。
- 周りにアドバイスをもらう
- 相手が落ち着いている状態である事を確認して声かけし、再度謝罪の上、対応策を伝える。
- 決して、時間をかけずなるべく早い段階で処理する。
- 時間が必要であれば徐々に接点を作っていく。
大丈夫‼️早く対応すればね🎵

皆様も、経験したことがあるであろう。
その中で問題であるのが、時間をとりすぎてお互いに距離を感じてしまい、いつまでも対応できないという状態になってしまう事でしょう。
決してそうならないように注意する必要がある為、組織として、そして個人としてしっかりと対応する必要がある。
透析患者は、気難しいとおもっているが、分かりやすい言葉で説明している文献があったので紹介する。
血液透析療法を受けながら生活している慢性腎不全患者の”気持ち”の構造 より
患者が、透析導入後の気持ちの流れである、
- これまでの私が崩れていく気持ち
- 私を保ちたい気持ち
- 私を立て直そうとする気持ち
- 私を取り戻した気持ち
- 新たな私を見出した気持ち

この5種類の気持ちの流れがあるとしている。
透析導入期は、精神的にも荒れており、更に穿刺などの直接的苦痛・時間の拘束・食生活・仕事内容の変更や退職など、日常生活的にも社会生活的にも大きな変化が起こる。
これまでの経験を継続したいが、とてもできるような状態ではないと感じる。
落ち込み、悩み、苦痛の中にいる状態で、本来の自分ではとても発しない言葉、態度を発したり、とったりしてしまう。
そのような自分がとても嫌になる。
その中で、新人が何気ない一言を発したときに自分でも言ってはいけないと思っている言葉をスタッフに発してしまう。
スタッフは、もちろん患者自身もびっくりしてしまう。
そして、スタッフからは、避けられ、病気からも逃げられず、ベッドに縛り付けられに、精神的にも肉体的にも、針の筵の中に飛び込まなければならない状況になってしまう。
そのような、状況が発生することは、多々あると思う。
多々あるからこそ、すぐに対応しなければ、お互いに取り返しのつかない状況になってしまう。
どのように対応すればよいのであろう。

時間がたてばたつほど、こじれてしまう。
時間はかけず、悩みすぎず、素直な気持ちで謝罪の気持ちを伝えてしまおう。
自分が悪いと思っていなければ、できないかもしれない。
しかし、自分が絶対悪くないことは、とっても少ない。
態度が悪かった。言葉が馴れ馴れしかった。患者の背景を知らず安易な言葉をかけてしまった。身体状態を知らず痛い思いをさせてしまった。等々、きっとこちらも改善する点は、あるはずである。
こちらから誤ってしまえば、意外と相手も気持ちよく対応してくれる。
ただ、間違っても見当違いな謝罪は、避けよう。
それだけで、また怒らしてしまうことになる。。。。
相手から話を聞けば、おおよそ解決できる。
それこそ、チーム医療で対応しよう。
原因検索を手伝ってあげよう。
一緒に働く仲間であれば、きっと助けてもらうこともあるだろう。

さぁ、怒られても怖くない。
怒られた時こそ、自分をレベルアップさせるタイミングである。